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近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

キャラ紹介「ソニックブーム」:ソウカイヤのスカウト部門にして「ビガー・ケイジズ」の体現者

 

ダイダロスに引き続き、シックス・ゲイツのニンジャであり、1エピソードの登場ながら根強い人気を持つ存在、ソニックブームについての紹介記事です!

 

 

 

◆ソニックブーム◆

ソウカイ・シックスゲイツ所属ニンジャ。身長約192cm。カゼ・ニンジャ・クランのソウル憑依者であり、風を操る能力をカラテと融合させたソニック・カラテを習熟している。邪悪なニンジャ集団たるソウカイ・シンジケートにおいてスカウト部門を担当しており、無所属のニンジャが暴れていれば直接赴き、恭順か死かを迫っていた。

もともとは傍流ヤクザクランのワカモノ階級の男であり、ヤクザ・バウンサーとしてシノギをしていた。彼は敬愛するオヤブンが死んだ際に後継のワカガシラへの恭順を良しとせず、マシンガンの銃弾の嵐を受けて死にかけた際にニンジャとなった。ソウカイ・シンジケートの伸長と彼のニンジャ化の時系列がシンクロしていた事もあって、そののち彼は自然とラオモト・カンに忠誠を誓う存在となった。

 

 

 

◆登場エピソード◆

「ネオサイタマ炎上1」に収録の「ラスト・ガール・スタンディング」が彼の登場エピソードである。キョートから転校してきた二人の転校生、ショーゴーとヤモト。ニンジャソウルに憑依された二人をソウカイ・シンジケートのニンジャとしてスカウトすべく現れた非道な男が彼、ソニックブームだ。

ニンジャ化したショーゴーは己の力に溺れ、暴力にとらわれる。一方、ヤモトは困惑のなか、アサリをはじめとするオリガミ部の少女たちのユウジョウによって支えられ、人の道に留まるかと見えた。ソニックブームは彼らをカラテで圧倒し、邪悪なソウカイ・ニンジャとしての生き方に引きずり込もうとする……。

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

  • 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
  • 発売日: 2012/09/29
  • メディア: 単行本
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無印コミカライズでは2巻と3巻に「ラスト・ガール・スタンディング」が収録。

 

ニンジャスレイヤー(2) ?ラスト・ガール・スタンディング(イチ)?<ニンジャスレイヤー> (角川コミックス・エース)

ニンジャスレイヤー(2) ?ラスト・ガール・スタンディング(イチ)?<ニンジャスレイヤー> (角川コミックス・エース)

 

 

ニンジャスレイヤー(3) ?ラスト・ガール・スタンディング(ニ)?<ニンジャスレイヤー> (角川コミックス・エース)

ニンジャスレイヤー(3) ?ラスト・ガール・スタンディング(ニ)?<ニンジャスレイヤー> (角川コミックス・エース)

 

 

◆NINJA FACTS◆

スカウト部門はニンジャスレイヤー世界におけるニンジャのショッギョ・ムッジョ、「ビガー・ケイジズ」の象徴

ニンジャソウル憑依は全くのランダム事象だ。突然にニンジャとなった人間は強力な身体能力を身に付け、場合によってはジツすらも備わる。これによって良心や謙虚、自制の感情は失われ、無差別殺戮に出たり、手あたり次第に強盗を働くなど、社会不安を引き起こす存在と化す。彼らの心には全能感が満ち溢れ、人をゴミのように侮り、暴力をふるう。

しかしその驕慢は長くは続かない。少し考えればわかる事だが、ニンジャソウルが憑依する人間は一人ではなく、いわば「先輩」的なニンジャ達が既にネオサイタマに多数存在しているのだ。彼らは社会の闇に潜み、悪業と闇ビジネスを執り行い、闇の秩序を冒す者の出現を警戒している。超越者には超越者の社会がある。人間はそう簡単に社会の制約を脱する事はできないのだ。

第一部ニンジャスレイヤーにおいて、ニンジャの社会とはすなわちソウカイ・シンジケートである。ニンジャとなった者はこのソニックブームを筆頭とするスカウト部門によって早々に接触され、ソウカイ・シンジケートへの恭順を誓わされる事になる。スカウト部門のニンジャは同じニンジャを相手にするため、弱体者では到底つとまらない。実際ソニックブームは強いカラテと無慈悲さを身に着けており、なりたてのニンジャが生意気を働けば、容赦ない暴力を奮って屈服させ、ときには殺してきた。いわば彼は「ニンジャになったところで、生きる苦しみは何ら解決されない」という無常観を象徴する存在であるともいえる。

 

 

「ノーカラテ・ノーニンジャ」の原則を初出させた存在

一般的なサイキック・バトル要素のある物語とやや異なる点として、ニンジャスレイヤーの世界観においては、鍛錬と身体能力に重きを置く、カラテ至上主義とでも言うべき価値観が採用されている。「ノーカラテ・ノーニンジャ(カラテなくしてニンジャなし)」。どれだけ自在に自然現象をコントロールし、どれだけ執拗に精神を攻撃し、どれだけ強固に論理だてられた仕組みを有するジツを用いようと、対する相手がカラテを極めていればカラテが勝つ。これはおそらく蛮人コナンを源流とする「荒々しい野蛮な肉体の力が文明の象徴たる複雑な魔術の力を打ち破る」価値観に根差している。他者の生命力を無差別に吸い取って死に至らしめるショーゴー(スーサイド)のソウル・アブソープション・ジツや、古代において極めて強大なニンジャであったシ・ニンジャのソウルを憑依させ、驚くべきオリガミ・ジツの力を解放したヤモト・コキを前にしても、容赦なき己のカラテ(加えて、手下のクローンヤクザを弾除けにもちいる周到な兵法)でねじ伏せてしまう。 

 

 

相手が悪かった?

そんな恐るべきカラテ戦士ソニックブームであったが、ヤモトを追い詰める現場付近のソバ屋台からニンジャスレイヤーがソバを啜りながら現れた時、その優位は崩された。ニンジャスレイヤーはソウカイ・シックスゲイツの命を狙っており、彼ソニックブームの情報も御多分に漏れず、微に入り細を穿って収集し終えていた。ソニックブームを襲ったのは彼以上に強烈かつ憎悪の籠った恐るべきカラテであった。カゼ・ニンジャ・クランのソニック・カラテはニンジャスレイヤーのジュー・ジツによって破られ、最終的にはヤモト・コキのオリガミ・ジツでトドメを刺される事となったのである。ショッギョ・ムッジョ。これがニンジャのイクサである……。

◆未来へ◆

投稿していただいたソニックブームのウキヨエの全てを、こちらからチェックできます。現在、ネオサイタマ電脳IRC空間では、更新予定にリストアップされながらも夏の間アップデートできなかった各種キャラ名鑑記事を更新すべく、ハイピッチで作業を続けています。ウキヨエ募集を行った各キャラの紹介記事のアップまで、もう少々お待ち下さい。

なお、これらのキャラ紹介記事はニンジャスレイヤープラスにイラストなどの無いシンプルな形で掲載されてゆく予定です。まずは引き続き、お待たせしていた各種キャラ紹介記事の当ブログでのアップをお楽しみに!

(Tantou)