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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

サヴァイヴァー・ドージョー:都市において密林サヴァイヴァル精神を体現する危険なバイオニンジャたち


今回のキャラ紹介コンテンツは、サヴァイヴァー・ドージョーのニンジャ達です!

◆サヴァイヴァー・ドージョーとは?◆

ヨロシサン製薬によって生み出されたバイオニンジャが、フォレスト・サワタリの手で解放されて自由を得、彼を指導者とするニンジャクランを作り上げたもの。

彼らはネオサイタマの路地裏、あるいは下水道等のアンダーグラウンドに潜み、廃棄物を漁ったり、市民から金品を強奪したり、工場を襲撃してバイオインゴットを盗み出すなどのサヴァイヴァル行為に明け暮れる。

 

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ドージョーの「大将」こと、フォレスト・サワタリ。彼自身はバイオニンジャでない。

ninjaheads.hatenablog.jp

  

これがサヴァイヴァー・ドージョーのニンジャたちだ!

 

以下に、フォレスト・サワタリに率いられるドージョーの主要な構成員を紹介していこう。どれも一般的なニンジャの身体的特徴を大きく逸脱する、一癖も二癖もあるニンジャばかりだ。新規加入・死亡・脱退を繰り返すドージョーには下記のニンジャの他にも所属していたニンジャが存在しているかもしれない。それらがサイドエピソード等でなにかの機会に語られることもあるだろう。

なお、現時点でサヴァイヴァー・ドージョーのバイオニンジャたちはまだ物理書籍にカラーイラストとして登場していないので、ここではブログ記事用に投稿されたウキヨエをいくつか紹介させていただく。物理書籍各巻のニンジャ名鑑には、モノクロのアートワークが収録されているので、そちらもぜひチェックしてほしい。

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

  • 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ
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フロッグマン

巨大なバイオカエルの背にまたがった危険なニンジャ。身長は低いが、体つきはがっしりとしており、打たれ強い。バイオカエルは驚異的な跳躍力、生命力をもち、舌を伸ばして人間サイズの相手であっても容易に捕食してしまう。

フロッグマン自身は人間に近いが、腰のあたりから生えたへその緒めいたチューブによってバイオカエルと分かちがたく繋がっている。カエルは普段はバスケットボール程度のサイズに縮まっているため、閉所の行動も問題なく行うことができる。

物理書籍名鑑は「ネオサイタマ炎上1」に収録。

 

 

 

 

ディスターブド

流体金属のボディを持つ不定形のニンジャ。身体の一部ないし全体を硬質化・液体化させて自由自在の戦闘を繰り広げ、どこにでも入り込み、潜む事ができる。非常にシンプルな身体構造を持っているため、ほとんどの物理的なカラテ攻撃を無効化する。

一方で、急激な温度変化や精神攻撃への耐性は特に持たず、通常ニンジャ並みである為、そうした手段を用いて攻撃するニンジャとの戦闘においては比較的緩慢な動作から苦戦を強いられることになるだろう。

物理書籍名鑑は「ネオサイタマ炎上1」に収録。

 

 

 

 

 

ノトーリアス

四本の腕を生やし、二本のカタナを同時にイアイする強力なカラテ「ダブル・イアイド」のタツジン。恵まれた体格を持ち、白兵戦を有利に繰り広げる。

己のカラテに絶対の自信を持ち、それゆえの慢心から苦境に陥ることもある。バイオニンジャは精神的な未熟性が課題となっている者が少なくないのだ。

物理書籍名鑑は「ネオサイタマ炎上1」に収録。

 

 

 

 

ハイドラ

爬虫類めいたボディと三つの目を持つ異形のニンジャ。驚異的な新陳代謝と再生能力を持ち、身体を損傷しても、極めて短い時間で元通りに復活する事ができる。

一見無敵と思える彼の能力はエネルギーの激しい消耗と引き換えのものであり、継続戦闘には適していないが、彼自身の非常に血の気の多い性格が弱点となっている。

物理書籍名鑑は「マグロ・アンド・ドラゴン」に収録。

 

 

ディスカバリー

ヨロシサン製薬の強大なバイオニンジャ「サブジュゲイター」のプロトタイプとして試験的に作られ、そのまま打ち棄てられていたニンジャを、フォレスト・サワタリが仲間として迎え入れた。

ヨロシサン製薬のDNAに働きかけるテレパシーの一種を持つ。これによって彼は周囲に存在するヨロシサン製薬DNA生物の居場所をレーダーのように探知する事が可能だ。

物理書籍名鑑は「マグロ・アンド・ドラゴン」に収録。

 

ファーリーマン

イエティじみてフサフサの体毛で覆われた毛むくじゃらのニンジャ。ボー・カラテのタツジンであり、長老めいて思慮深く、自然破壊に心を痛めている。人間に対する敵意が強いが、その知性の高さはドージョーきってのものである。

物理書籍名鑑は「キョート:ヘル・オン・アース(下)」に収録。

 

カマイタチ

両ヒジからブレード状の骨を飛び出させた小柄なニンジャ。素早い運動能力と切り刻むような激しいカラテ・ムーヴによって攻撃的に立ちまわる。精神性は不良少年じみており、猪突猛進な行動が目立つ。

物理書籍名鑑は「死神の帰還」に収録。

 

セントール

人間と鹿を掛けあわせたような外見を持つキョート出身のバイオニンジャ。サスマタ等の長竿武器を得意とし、高い機動性を活かして作戦の要となる事が多い。

背中には他のニンジャを乗せることもできる。言語を発する事はできないが、コミュニケーションは問題なく可能である。鹿の本能が残り、センベイに目がない。

物理書籍名鑑は「荒野の三忍」に収録。

 

ミルメコレオ

詳細不明だが、エピソード登場時にはすでに爆発四散していた。

 

各人の体格差

サヴァイヴァー・ドージョーの面々の外見は極めて多彩で、まるでサーカスの一段の如く、全くまとまりがない。四本腕の者、下半身が大鹿の者、そもそも元になっているのが人間なのかどうか怪しい者、など様々である。しかし各人の体格差が分かるとイメージもしやすいと思うので、原作者に聞いてみた。単純に横に並べて身長だけを比較した場合、以下のようになる(セントールは棹立ちすればノトーリアスを上回るだろう):

ノトーリアス>セントール>ファーリーマン>ハイドラ>サワタリ≒ディスカバリー≒標準時ディスターブド>フロッグマン>カマイタチ

 

 

重要エピソード

サヴァイヴァー・ドージョーの面々は、1部から3部を通して、物理書籍の様々な巻に登場する。彼らを主役とした書き下ろしエピソードは【アンタッチド・ベイビー・アンド・シーワー・モンスターズ】で、「死神の帰還」に収録されている。

タイトルから予想される通り、ネオサイタマ下水道網でサヴァイヴァル生活を送るサヴァイヴァー・ドージョーの面々の前に、赤ん坊が流れ着くエピソードだ。そして無論、ヨロシサン製薬からの追跡者が現れ……!

ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)

ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)

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NINJA FACTS 

自然と文明の狭間で

 

人類を超越した体機能をもたされたバイオニンジャ達は、バイオインゴットの摂取無しで生きることはできない。バイオインゴットは自然の中には無く、文明社会の中にこそ見いだされる。同時に、人間離れした異形の持ち主である彼らの外見は、サイバネティクス等による身体改造がほとんど抵抗無く行われているネオサイタマの一般市民の基準からしても相当にモンスター的であり、堂々と都市の表通りを歩ける存在でもない。自然と文明のどちらからもはみ出すアウトサイダーの集団、それがサヴァイヴァー・ドージョーである。彼らが生きるためには強い闘争の意志とサヴァイヴァルの精神が必要不可欠なのだ。

本来、バイオニンジャはヨロシサン製薬にとって都合がよいように作られた実験生物である。ヨロシサン製薬の道具として生かされ、機械のように運用されるのが定めなのだ。ゆえに彼らがヨロシサン製薬の軛を逃れて自由に暮らすのは困難を極める。世界をナムのジャングルに見立て、生き残る事をドージョー構成員にインストラクトするフォレスト・サワタリの指導無くば、彼らバイオニンジャがまともに生き延びる事は不可能であっただろう。

なお、サヴァイヴァー・ドージョーの面々は、こうした過酷なサヴァイヴァル生活の中にあってなお、悲壮感に支配されることなく、拍子抜けするほどの明るさや、あっけらかんとした一面を持ち合わせてもいる。下水道を進む時に彼らがしばしば歌う陽気な歩兵行軍歌や、キャンプファイアを囲んでの歌や踊りなど、彼らならではの奇妙なカルチャーを随所に確認できる。

 

恐るべきサヴァイヴァル行為

 

サヴァイヴァー・ドージョーは生産活動を行わない。彼らが生きるすべは収奪である。市民社会に寄生する彼らはアジトから夜な夜な這い出し、スーパーマーケットを襲ったり、工場を襲ったり、不幸な通行人を襲ったりすることで、食糧や万札、バイオインゴットを得る。単なる楽しみのために人を殺めることはないが、収奪の過程で、罪のない市民や警備スタッフ、マッポ達が結果的に命を奪われる事はしばしばあるだろう。彼らは基本的にニンジャであり、恐るべき存在であるという事は、ネオサイタマに暮らす上で忘れずにおくべきだ。

こうした闘争本能が、ヨロシサンの生体兵器として生み出されたことに由来するのかどうかは明言されていない。ただ、バイオインゴット強奪時に発生するヨロシサンとの戦闘、あるいは野生バイオ動物や追跡者たちとの戦闘を通して、バイオニンジャたちの戦闘衝動を満たしているような記述は散見される。

 

ヨロシサン製薬との関係

 

ヨロシサン製薬にとって、彼らは目の上の瘤めいた存在である。バイオニンジャの脱走はカイシャの不手際以外の何物でもない。彼らが都市に潜伏し続ける事は、すなわちカイシャの安全意識の欠如を示すことだ。

ヨロシサン製薬にとって研究プラントの爆発やバイオ生物の脱走が日常茶飯事であるとはいえ、それに伴う社会への被害があまりに目に余るようだと、格付け機関がヨロシサン製薬の格下げを検討することになる。企業の格が下がると株価が暴落するため、暗黒メガコーポは裏工作に余念が無い。格付け機関に対する営業部の暗黒セッタイ行為と並行し、ヨロシサンの問題解決部門は常にサヴァイヴァー・ドージョーの抹殺の機会をうかがっている。よって、サヴァイヴァー・ドージョーは常に潜伏地を移し、必要以上の騒乱を避けることで、問題解決部門の執拗な追跡を逃れているのだ。

このように、ヨロシサン製薬はサヴァイヴァー・ドージョーにとって明確な敵であるが、ヨロシサン製薬が製造するバイオインゴットがこの世界からなくなれば、彼らは生きては行けない。ヨロシサン製薬とサヴァイヴァー・ドージョーのアンヴィバレントな関係性は、まったくもって一筋縄ではいかないのである。

 

 

未来へ 

いかがだったでしょうか。この記事で、様々な魅力が詰まったサヴァイヴァー・ドージョーに興味を持ってくれる方が一人でも増え、原作を読み進めるきっかけとなれば幸いです。なお、サヴァイヴァー・ドージョーのウキヨエ募集については第2回、第3回を順次開催したいと思っています。第1回のノトーリアスディスターブドフロッグマンへのたくさんの投稿本当にありがとうございました! ぜひ、上のリンクから投稿された全ウキヨエをチェックしてみてください。

(Tantou)

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