ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

キャラ紹介「スーサイド」:パンク・ニンジャを憑依させた若きニンジャ

 

「ニンジャスレイヤー」は主人公であるところのニンジャスレイヤー=フジキド・ケンジが壮年であることを筆頭に、基本的に大人のキャラクターによって駆動する物語ですが、ユース・パワーを発揮する十代~二十代前半のニンジャ達も欠かせない存在といえます。今回紹介するスーサイドも、その一人です。

 

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「ニンジャなんて、くだらねえ」

 

◆スーサイド◆

本名ショーゴー・マグチ。キョート出身。飛び降り自殺をはかった高校生に「パンク・ニンジャ」のニンジャソウルが憑依。使用するジツは、対象の生命力を吸収し自らのものとする「ソウル・アブソープション・ジツ」である。

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外見的特徴

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身長約173センチ。アフロヘアーとサングラスが特徴。ニンジャであるが忍者装束は身につけない(ニンジャ装束を憑依ソウルが拒否する)。スリム・ジーンズにTシャツや革ジャン、テック・ジャケット等の出で立ちであることが多い。

原作者からイメージソースの何割かとして挙げられているのは、アラン・ヴェガやアット・ザ・ドライブインのセドリック・ビクスラー、日本映画「狂い咲きサンダーロード」「ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR」等である。

  

戦闘スタイル

ジツ:カラテ比率=7:3。ユニーク・ジツ「ソウル・アブソープション・ジツ」を用いる。これは敵から生命力を吸い取る類のジツで、非ニンジャであれば接触せずとも複数の相手からほとんど無差別的に力を吸い取る事が可能。ニンジャはこのジツに抵抗する事が可能だが、直接接触しての吸収をはねつけることは非常に困難である。吸収によってスーサイドは力を得、傷すらも治す。

また、ソウル・アブソープションはパンク・ニンジャの利己的な精神が具現化した力であり、スーサイド本人が抑制を行わなければ常にアクティブである。

スーサイドのカラテの鍛錬は歳相応であり、体系的な技術を持たない為、訓練されたニンジャ・エージェントを相手にした白兵戦では苦戦を強いられる事が多い。掴み合いに持ち込み、ソウル・アブソープション・ジツで戦闘能力を削ぎ、力技でケリをつけるのが彼の戦闘スタイルだ。

 

 

 

オリジン・エピソード

第一部「ネオサイタマ炎上」編、「ラスト・ガール・スタンディング」において、彼はヤモトと同様、主人公としてエピソードを牽引する。ニンジャソウル憑依によって己の生き方を変えた彼はネオサイタマ移住後に力の濫用者となったが、それはいわば井の中の蛙であり、ニンジャ集団ソウカイ・シンジケートの大人達から洗礼を受ける事となる。

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1)

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 「ラスト・ガール・スタンディング」は、ボンド&モーゼズの日本ヤンク・カルチャーへの憧憬が色濃く現れたエピソードであり、他のエピソードよりも伝奇バイオレンス的な空気感が強く、読み味はやや異色である。

このエピソードにおいてスーサイドは憑依ニンジャソウルがもたらす暴力的本能に抗い、己の生存よりもクラスメートの無事を優先する。その結果、彼は命と引き換えに人間性を保ち、その短い人生を閉じた……かに思われた。

 

 

重要エピソード

彼が再登場するのは第三部「不滅のニンジャソウル」編においてである。死亡したと思われたスーサイドであったが、彼をなかば無理矢理に延命させた存在がいた。それは太古の昔から生き続けるリアルニンジャ、フィルギアである。

このくだりは、「死神の帰還」内、「ニュー・メッセンジャー・オブ・パスト・アンド・フューチャー」にて語られる。

ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)

ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)

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ソウカイ・シンジケート、あるいはザイバツ・シャドーギルド駐屯部隊が支配するネオサイタマにおいて、生きながらえた彼は数人のニンジャと共に隠れ暮らした。第三部時系列、アマクダリ・セクトが台頭すると、あらためて彼らは表舞台における闘争を開始。それがサークル・シマナガシだ。

 

NINJA FACTS

パンク・ニンジャの秘密

スーサイドに憑依のおり、「生まれはロンドン、死んだのは1979、つまらねえ死に方しちまった」と語るパンク・ニンジャ。ロンドンに生まれ1979年に死んだ人間というのは非常に沢山いるのでこの情報からは個人を特定することは到底不可能である。

興味深いのは、このパンク・ニンジャの存在は、平安時代から江戸時代に移り変わるおりにキンカク・テンプルのハラキリによって歴史から姿を消したとされるリアルニンジャが、実際1979という近世にまで細々とでも存在していた事の証左となっていることだ。そして、そうした近世に没したリアルニンジャのソウルも、太古のニンジャソウル同様、キンカク・テンプルにアーカイブされ、そこから現代ネオサイタマにディセンションして非ニンジャの魂と融合するという事実である。

キンカク・テンプルとは何なのか? ディセンションとは……?

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口は悪いが義理堅く誠実な男

ニンジャ化当初こそ、その力に溺れ、己の暴力衝動の赴くままに敵対者を無慈悲に殺戮したスーサイドであるが、一方で彼は、ニンジャ化以前から持ち合わせていたであろう温厚で誠実なパーソナリティを絶やしていなかった。常に苛立ち、皮肉を口にし、暴力も厭わない攻撃的な一面と、感受性が強く、内省的な一面が同居するのがスーサイドという男なのだ。

未来へ

若きニンジャ、スーサイドの活躍は、ある意味で第三部がスタート地点。02では第三部における彼の激しい戦い、活躍等に触れていくことになるでしょう! また今回のウキヨエ募集に投稿された全てのショーゴーは、こちらからチェックできます。  

(Tantou)