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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

フォレスト・サワタリ(02):編笠、迷彩ニンジャ装束、妄想、狂気、それでも人気の理由を探る!

キャラ紹介 ニンジャ参考資料

 

当ブログでは、Twitterタグを利用し、ブログ掲載許可のあるファンアートを募集して、登場キャラクター紹介コンテンツの強化をはかっています。これまでに、ニンジャスレイヤーやダークニンジャ、ユンコ、ブラックヘイズなど、様々な登場人物のファンアートを引用掲載させていただくことができました。

先日行われた募集は、サヴァイヴァー・ドージョーの首領、元ヨロシサン製薬研究員にして、ナム妄想に取り憑かれたニンジャ、フォレスト・サワタリです。

ninjaheads.hatenablog.jp

当初、上記エントリに補足のかたちでイラストレーションを追加する予定でしたが、桁外れの量のファンアート投稿があったので、あらためて驚き、急遽、別途エントリを作成し、ファンアートを引用掲載していくとともに、ニンジャヘッズを男性・女性問わず激しく惹きつけてやまない理由が一体何なのか、考察してみる事にしました。

 

f:id:NinjaHeads:20160308150900p:plain探っていきましょう!

 

まずは基本データのおさらい

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フォレスト・サワタリ。ニンジャネームは存在せず、ニンジャ化以前の名前をそのまま用いている。身長約178cm。三角の編笠を被り、迷彩ニンジャ装束を着ている。武器は竹槍やマチェーテ。ヨロシサン製薬研究員であったが「グエン・ニンジャ」のニンジャソウルを宿して発狂。研究対象であったバイオニンジャ数体を解放し、彼らとともに、ニンジャクラン「サヴァイヴァー・ドージョー」を設立。ネオサイタマの都市の闇に潜み、野盗や略奪などの凶暴なサヴァイヴァル行為に明け暮れている。

 

 

f:id:NinjaHeads:20160308151219p:plainとっても危ないやつじゃないか!

f:id:NinjaHeads:20160308150900p:plain現代人の尺度から見ると確かにそうですね。

 

サヴァイヴァル精神、ワイルドライフの力強さ

フォレスト・サワタリといえば、サヴァイヴァルの精神だ。クランの名前にも「サヴァイヴァー」の単語を用いているだけあって、生きること、生き残ることは、彼の矜持・価値観の根幹を為す概念といえるだろう。土埃と泥に汚れた迷彩装束、ギラついた目……そこには漂白無菌状態を尊ぶ現代社会に生きる我々とは異質の荒々しさが満ち溢れている。

消臭、抗菌、健康、デトックス、エクササイズ……。我々は近代化と共に、害あるものを努力して遠ざけ、文明の繁栄を築き上げてきた。それは進歩の歴史だ。だが一方で、常に心のどこかに、清濁併せ呑むタフネスへの郷愁を抱いている。

フォレスト・サワタリはエコロジカルな存在ではない。彼は自然の中ではなく、都市でサヴァイヴする存在だ。汚染物質、下水、スモッグの中に暮らし、汚濁の中でタフに生きている。彼の狂った目は、コンクリート・ジャングルにナムの原生林を見ている。現代人は畢竟、文明的・社会的な存在であり、それらを捨て去る事はかなわない。一方で、生き物である以上、持って生まれた野生の本能からも完全に自由ではいられない。文明と野生の両極に引き裂かれた精神を誰もが抱えている。都市をジャングルに見立てるフォレスト・サワタリの生き様は、そんな我々のニューロンの奥底に蠢く何かを強く揺さぶるのかもしれない……。

 

 

人間臭い

初登場エピソードにおいて、フォレスト・サワタリはナンシー・リーを縛り上げて「俺のヨメにする」と拉致しようとした。あるいは第一部の最終局面、彼はトコロザワ・ピラーに突入したニンジャスレイヤーと偶然遭遇し、アスレチック・バトルフィールドを舞台に、あまり見栄えの良くない足の引っ張り合いを繰り広げた。第二部では浮浪者同然に落ちぶれたり、飲食店でクレーマーめいた立ち振舞いを行ったりもした。

フォレスト・サワタリはサヴァイヴァーであり、体面を繕ったり恥辱を恐れる事が無い。それゆえ己の欲望に忠実で、狼狽したり、執着したり、せこい立ち回りをしたり、死体の万札を漁ったり、あまり褒められたものではない行いをしばしばする。大いに笑い、大いに怒る。その欲望に忠実な有り様が、常に社会的に抑圧された生き方を強いられる我々現代人のニューロンの奥底に蠢く原初の何かを強く揺さぶるのかもしれない……。

 

 

容赦なき戦闘者

そんなサワタリであるが、いざ戦闘となると、極めて驚異的なスニーキング・スキルと非常なしぶとさを発揮し、敵を容赦なく葬り去る。

第二部エピソード「クライ・ハヴォック・ベンド・ジ・エンド」では、そんな彼の恐ろしさを象徴するような展開がある。労働者の炊き出しに半泣きで並んだり、やがては忍び込んだUNIX部屋でおぼつかない一本指タイピングを行ったりしていた彼だが、室内に入ってきたザイバツのニンジャの首を後ろから掻き切り、反撃らしい反撃もさせぬままに倒してしまった。

以後の時系列においても、彼は迷いなき状況判断と勇猛果敢な戦いぶり、トラップ地帯に敵を誘い込む周到さ等を駆使し、少なくない数の首級をあげていく。両手にマチェーテを構え、狂戦士めいて唸り声をあげてかかってゆくフォレスト・サワタリの鬼神めいた姿は、殺し合いとは無縁の暮らしを送る我々現代日本人のニューロンの奥底に蠢く原初の何かを強く揺さぶるのかもしれない……。

 

 

大将である

大所帯のサヴァイヴァー・ドージョーを率いるフォレスト・サワタリは、いわば大家族の家長。ヨロシサン製薬によって生み出された異形のバイオニンジャたちはネオサイタマの資本主義社会のルール下では決して真っ当に行きられない存在だ。サワタリは彼らを集めて組織し、共にサヴァイヴしてゆく。

元ヨロシサン製薬研究員である彼の狂気の中には、道徳なき資本主義理念に邁進する中で生み出された呪わしきバイオニンジャ達に対する罪悪感、責任感が強く根を張っているのかもしれない。

面倒見がよく、包容力があり、イクサにあってはその決断力と指揮力を遺憾なく発揮してバイオニンジャの精神的支柱となり、士気を保ち、勝利に導く。その力強さ、ある種カリスマティックな佇まいは、現代日本社会において非常に稀な、包容力と許容力に溢れた男性像を提示し、我々現代人のニューロンの奥底に蠢く何かを強く揺さぶるのかもしれない……。

 

 

脱サラのギャップ 以前はバイオ系研究員

フォレスト・サワタリは元ヨロシサン製薬研究員であり、ニンジャソウル憑依をきっかけに発狂して野に下ったというバックグラウンドがある。略奪と戦闘とサヴァイヴァルに明け暮れる薄汚れた男の過去は理系のインテリジェント会社員であったのだ。そうした、ある種「意外とギャップ系なんですね」な過去が人間的魅力の下支えをしている可能性がある。また、満員電車や長い会議、日々の業務のストレスなどに晒されている現代社会のサラリマンにとっては、邪悪なニンジャソウルに憑依されたことをきっかけにカイシャを退職し「自由!」と拳を突き上げたフォレスト・サワタリの決断的な行動には、ニューロンの奥底に蠢く何かを強く揺さぶるものがあるのかもしれない……。

 

未来へ……

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うわあ! フォレスト・サワタリって、ただの危ないやつとは言い切れない何かがあり、それがニューロンの奥底を強く揺さぶるんだなあ!

 

f:id:NinjaHeads:20160308161507p:plain 気づきを暮らしに役立ててくださいね!

 

フォレスト・サワタリという、この恐るべきニンジャが何故我々現代人を惹きつけ、ニューロンを強く揺さぶってやまないのか……幾つかの要素を考察し、ピックアップしてみました。筆者がまだまだ捉えきれていない彼の魅力要素もきっと沢山あることでしょう。フォレスト・サワタリの活躍をチェックしたり、ヘッズ同士で語り合ったりして、是非今後もモッチャムしていきましょう!

(Tantou) 

 

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