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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

キャラ紹介「ブラックヘイズ」:霞網と爆薬と用心深さを武器に闇社会でメイクマネーする傭兵ニンジャ

キャラ紹介

 

 

「ニンジャといえば霞網」……あるとき、ボンド&モーゼズがそう考えたのかもしれません。基本的にカラテや直接攻撃でケリをつける戦闘スタイルが「ニンジャスレイヤー」の主たる登場人物の特徴ですが、なかにはこのブラックヘイズのように、設置型のトラップを活かして敵を倒す、いぶし銀のニンジャも存在します。

 

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「俺は常にエマージェントだ」

◆ブラックヘイズ◆

※ 今回のキャラ紹介エントリでは、今回の初掲載時からファンアートの引用掲載を行う事ができました。このブログ記事用に投稿されたすべてのブラックヘイズ画像は、ここからチェックできます。ありがとうございました! 

 

外見的特徴

身長約179センチ。深緑の装束色。のちにガンメタル・カラーとなる。葉巻愛好者で、メンポには葉巻を吸う為の孔が設けられている。ニンジャスレイヤーとの戦闘によって片腕を欠損するが、サイバネティクス手術によって、手首から先を射出する有線ワイヤー式のオーダーメイド・テッコに置き換えている。

 

 

戦闘スタイル

ジツ・カラテ比率=7:3。空間に霞網を張り巡らせて対象を捕らえるヘイズ・ネット・ジツを得意とする。場合によりカラテ戦闘もこなすが、そこまで達者ではなく、泥臭い白兵戦は好まない。

ヘイズ・ネットは視認が難しく、敵の油断や不注意につけこみ、その動きを封じてしまう。動けなくなった相手には葉巻型爆弾などを用いてトドメを刺す。ヘイズ・ネットは注意深く確かめれば視認可能なものであるが、激しい戦闘の最中等では全てを回避しきる事は難しい。

また、奥の手として隠し持つのは視認不可能な透明のヘイズ・ネットだ。これとても、ニンジャ洞察力、ニンジャ第六感の持ち主であれば避けることが可能だが、ここぞという場で、有色のネットへの対応に慣らされた相手の認識の死角をつく形で用いられる為、対応は非常に困難なものとなる。

ブラックヘイズは過去のニンジャスレイヤーとの戦闘において片腕を欠損しており、以降、オーダメイドのテッコに置換している。手首から先を有線射出し、離れた敵に打撃を加えたり、首を掴んで動きを封じる等の使い方をする。

ヘイズ・ネット、葉巻爆弾、サイバネアームのどれもが非常にテクニカルな武装であり、派手さにはかける。隠密行動と最小限の破壊活動、工作活動を重視した、独特の美学をもつニンジャである。

 

 

 

 

 

オリジン・エピソード

多数のゾンビー・ニンジャを抱えるリー先生の邪悪なラボラトリー「イモータル・ニンジャ・ワークショップ(INW)」は、ソウカイ・シンジケートやザイバツと協力関係にありながら、一定の距離を保ち、ブラックヘイズのようなフリーランスの傭兵ニンジャと取引する事が多い。 

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (3)

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (3)

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ブラックヘイズはラボラトリーを脱走してネオサイタマに放たれたゾンビー・ニンジャのウィルオーウィスプを回収する任務を帯びて、ニンジャスレイヤーと対決した。それがニンジャスレイヤーとの第一戦だ。その後、同じ第一部の最終章「ネオサイタマ・イン・フレイム」において、ニンジャスレイヤーとブラックヘイズは再び矛を交える。この時ブラックヘイズはソウカイ・シンジケートに雇われており、ニンジャスレイヤーを殺害する任務を帯びていた。

 

 

 

重要エピソード

第二部「キョート殺伐都市」の5巻「ピストルカラテ決死拳」内で、ブラックヘイズはイッキ・ウチコワシのエージェントである女性、アムニジア捕獲の任務を遂行する。このとき彼を雇ったのはザイバツ・シャドーギルドであり、共にミッションにあたったのはフェイタルというザイバツ・ニンジャだった。ここでもやはりニンジャスレイヤーとの戦闘を行った。 

ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳 (キョート殺伐都市 # 5)

ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳 (キョート殺伐都市 # 5)

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このエピソードの結末においては彼の人生観が語られる。「より大きな檻、より長い鎖、この世は入れ子構造のジゴクだ」。そして……。

 

 

 

NINJA FACTS

ニンジャスレイヤーとの腐れ縁

基本的にニンジャスレイヤーは戦闘相手を殺してしまうので、何度も繰り返し戦うニンジャというのは実際そう多くはない。ダークニンジャのような、ニンジャスレイヤーに拮抗するカラテの強さや、フォレスト・サワタリのようなしぶとさ、生命力や、あるいはこのブラックヘイズのような状況判断力、無理をせず己の安全と利益を最優先する姿勢が必要となる。

カラテの強さは非常に重要だが、イクサの勝ち負けを決める要素はそれだけではない。実際、ブラックヘイズは引き際を心得えて被害を最小限に抑え、イクサによってはニンジャスレイヤーに一杯食わせてすらもいる。そしてまた、徹底的にドライな思考によって損得を計算し、ニンジャスレイヤーとの必要以上の確執の発生を避けてもいる。

その後の状況変化によって、場合によってはニンジャスレイヤーと轡を並べる事すらもあるが、損得勘定とリスク管理次第で己の立ち位置を注意深く選んでゆく彼は、今後も、いつでも味方になり得、敵にもなり得る存在で在り続けるだろう。

 

コンビネーション戦闘が得意

直接的なカラテ行使能力をさほど持たないブラックヘイズは、荒事においては別のニンジャやクローンヤクザ軍団とのコンビネーション戦術をとる事を好む。協力者が敵と接近戦を行っている間にバトルフィールド各所にヘイズ・ネット・トラップを設置し、誘導して仕留める。これが彼の必勝のメソッドなのだ。

ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ、ヘンゲーヨカイ・ジツの使い手であるフェイタルとは性格的にウマがあうのか、しばしば行動を共にする。彼女は肉弾戦に特化したニンジャであり、ブラックヘイズの能力と相性が良い。

 

 

はじめは登場即死のつもりで造形されていた?

原作者ボンド&モーゼズによれば、ブラックヘイズは当初、「ネクロマンティック・フィードバック」において、そのプロフェッショナルさが空回りした挙句ゾンビー・ニンジャのウィルオーウィスプに敗北を喫して爆発四散する役回りが想定されていたという。だが彼は実際のイクサのなかでしぶとく立ち回り、生存し、後のエピソードにも登場した。

「物事の結果は各登場人物の影響力の相互行使の積み重ねだ。人物Aがその場に車を乗り捨てていれば、たまたまそこを逃走経路に選んでいた人物Bは、その車に乗って難を逃れるかもしれない。これがインガオホーの考えだ。ここへバタフライ・エフェクトじみた不確定要素が追加の影響を及ぼし、プロットが変化し、生死すらも当初の想定と変わってくる場合がある」とは原作者の弁。

 

装束色の変更

当初「深緑色のニンジャ装束」を纏って現れたブラックヘイズであるが、ある時期以降はそれがガンメタルカラーに変化した。ニンジャ装束の色が変化するニンジャはゼロではないが非常に少ない。ブラックヘイズの装束色変更に関しては、何らかの深甚な意図がある説、サイバネティクス採用による戦闘スタイル変化と関係している説、単に間違えた説、アクションフィギュアのリペイントものをオマージュしている説等、諸説がある。

 

 

 

葉巻はロマン、葉巻爆弾は二倍ロマン

葉巻はタフネスを端的にあらわすアイテムであり、シブミとロマンに溢れている。ここに爆弾要素が付与されることで、シブミとロマンは二倍になった。

設置型の武器と知謀で立ち回り、力押しのニンジャをジャイアント・キリングする。そういう戦闘スタイルもアリだ。彼ブラックヘイズの根強い人気は、隙のない性格、いぶし銀の戦術、ガジェット欲を満たすアイテム群(有線ワイヤーのサイバネアームは親指にライターまで装備されているのだ!)などに依るところが大きいだろう。

 

 

 

未来へ

ブラックヘイズは奥深いキャラクターですが、「ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン」には出演の機会がありませんでした。しかしながら、この春おこなわれる書籍の帯キャンペーン「ニンジャスレイヤーテレビジヨン祭り!」の特典オーディオドラマの収録タイトルのひとつ「スピン・ザ・ブラック・ヘイズ」という字面は非常に気になります。このオーディオドラマには一体誰が登場することになるのでしょうか……? 筆者はとても気になっています!

ninjaheads.hatenablog.jp

 

彼に関する情報が更に蓄積された頃に、再びキャラ紹介02が投入されるかもしれませんね。お楽しみに! 

(Tantou)

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