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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

登場人物紹介:タカギ・ガンドー(01)

登場人物紹介記事の第3弾は、最新刊「キリング・フィールド・サップーケイ」の書き下ろし作品「ザ・ブラック・ハイク・マーダー」に登場し、Twitter本連載「デス・ヴァレイ・オブ・センジン」にも登場しているこの男、私立探偵タカギ・ガンドーだ。

 

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「ああ。任せとけ。捜し物ってのは探偵の領分なんだ」

【タカギ・ガンドー】

キョート共和国アンダーガイオンで探偵事務所を営む、陽気な私立探偵。違法薬物ZBRアドレナリン中毒者。生体LAN端子を持ち、ハッキング能力も有するが、ナンシー・リーのワザマエには遠く及ばない。その代わり、彼には常人離れしたタフさでニンジャスレイヤーとともに危険に飛びこむ能力がある。第1部の決着後にナンシー・リーに代わり、第2部のほぼ全編にわたってニンジャスレイヤーのサポート役を務めることとなる。ザイバツ・シャドーギルドに命を狙われ、ニンジャの脅威にさらされる中で、やがて自身もニンジャソウル憑依者となり、ニンジャネーム「ディテクティヴ」を名乗るようになるが、その後も外見はほとんど変わらない。

◆外見的特徴◆

いかつい偉丈夫。年齢は明言されていないが、顔には深いほうれい線があり、40代以降であると思われる。全体的にくたびれてはいるが、スラックス、サスペンダー、ワイシャツに厚手のダスターコートという探偵然とした外見。ニンジャとして活動する場合はスカーフで口元を隠すこともあるが、全体的な見た目はあまり変わらない。ほぼ常に大口径拳銃49リボルバーを2挺持ち歩いている。身長は約190cm(ニンジャスレイヤーよりかなり高い)。瞳の色は黒、髪の色は白(生体LAN端子埋め込み手術の副作用、および薬物中毒のためと思われる)。

 

◆戦闘スタイル◆

ジツ:カラテ比率=1:9程度

武器は大口径拳銃49マグナム2挺。大口径リボルバーの銃撃反動を活かした特殊なムーブで攻撃する暗黒武道「ピストルカラテ」の使い手。ニンジャソウル由来のジツとしては、カラスの弾丸等、影にまつわる奥の手を幾つか持つ(ジツについてはファイル02に詳細を記載予定)。また、生まれつき体格に恵まれた彼は、ビッグニンジャ・クランを除けば作中屈指の偉丈夫であり、とにかく打たれ強いため、その頑丈さを活かして限界まで耐え、ピストルカラテなどで一発逆転を狙うことが多い。基本的には、古典探偵小説の主人公のごとく、危険に身を投じてボロボロになりながら推理と腕力で事件を解決してゆくのがタカギ・ガンドーのスタイルのようであり、それはニンジャになってからも何一つ変わらない。

 

◆オリジン・エピソード◆

初登場は物理書籍5巻「ザイバツ強襲」収録の「リキシャー・ディセント・アルゴリズム」。このエピソードは、私立探偵タカギ・ガンドーとニンジャスレイヤーの初めてのコンタクトと共闘を読めるだけでなく、多層都市ガイオンにおける一般市民の営みを知る都市ガイドとしても役立つ。


◆重要エピソード◆

真の意味でのオリジン・エピソードは、「ピストルカラテ決死拳」収録の「リブート、レイヴン」である。十年近い時をさかのぼり、タカギ・ガンドーの探偵としての成長や挫折、そして復活までが描かれた傑作エピソードである。

またガンドー主役の書籍書き下ろしエピソードとして第15巻「キリング・フィールド・サップーケイ」収録の「ザ・ブラック・ハイク・マーダー」がある。さらにガンドーの活躍とサイバーパンク探偵小説を堪能したいならば、これらをお勧めしたい。 

 

=====  NINJA FACTS =====  

◆鋭敏なディテクト能力◆

もともと私立探偵だった頃からカンや直感には優れていたが、カラス・ニンジャのニンジャソウル憑依者となって以降、タカギ・ガンドーの感知能力は極めて鋭敏となった。一般的に、ニンジャソウル憑依者となることで視覚や聴覚が強化されることは知られているが、彼の場合はその傾向が特に顕著である。特にニンジャソウル感知能力に関しては「ソナーレーダーめいて周囲のニンジャの位置がわかる」事すらあり、ニンジャスレイヤーと同等かそれ以上の感知能力だ。この能力は、多数の敵ニンジャに追われている場合や、危険を察知して身を引く場合などに、ガンドーの命を何度となく救うこととなる。また単純に、隠された物品などを発見したり看破したりする能力にも優れているようだ。

加えて、この能力は彼のハッキング能力も強化しているようだ。もともと彼は生体LAN端子持ちのハッカーであったが、ニンジャ化して以降は、不安定ながらコトダマ空間認識者となっている。どこまでがニンジャソウルの影響で、どこまでが彼本来の能力なのかはわからないが、おそらくその両方が相乗効果として働いているのだろう。

◆陽気な私立探偵◆

ガンドー探偵事務所はキョート共和国のアンダーガイオンにあり、龕灯で暗闇を照らすヤタガラスがモチーフとしてカンバンに描かれている。そのいかつい外見とは裏腹に、タカギ・ガンドーは基本的に陽気でよく笑い、口数が多く、相手の緊張感を解いたり、のらりくらりとしたやり取りで敵を自分のペースに引きずり込むのが上手い。彼はニンジャである以前に私立探偵であり、その前提はニンジャソウル憑依者となってからもなんら変わらないようだ。またタフな現実主義者に見えて、手帳の六曜(らしきもの)で運勢を気にしたり、伝統的オスモウやレトロ然としたインテリアなどを好む一面もある。事務所は汚く雑然としており、整理整頓能力や基礎生活能力には乏しい。

原作者インタビューによると「第2部を始めるにあたって、ニンジャスレイヤーの新たな相棒が必要だと思った。以前から、エルリックに対するムーングラムのようなキャラクターが欲しいと考えていたので、陽気で言葉数の多いキャラクターになることは決まっていた。そこに古典的探偵というエッセンスと、我々なりの味付けを加え、ニンジャ化学反応が起こった結果、タカギ・ガンドーという実に魅力的なキャラが生まれた」とのこと。実際、ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジは言葉数少なで、戦闘時の罵倒の方が饒舌であることが多いため、事件捜査シーケンスにおけるタカギ・ガンドーの饒舌ぶりは第2部の独特なアトモスフィアを生み出すのに大きく貢献している。

ニンジャスレイヤーは基本的に、敵を追い詰めむごたらしく殺すか、拷問して情報を引き出したのちに殺すという選択肢しか無いが、ガンドーの場合は敵ニンジャに対しても「対話や交渉、もしくはブラフなどで事態を対処しようとする(もちろん無理ならばカラテ)」という選択肢があり、エピソードの進行に対してヨコ軸の振れ幅と多彩さをもたらしている。このような私立探偵タカギ・ガンドーの存在は、当然ながらニンジャスレイヤーに対しても大きな影響を与えることとなる。キャラクターファイルの02では、私立探偵としてのタカギ・ガンドーの側面をさらに深く掘り下げよう。 

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◆未来へ◆

次回の「登場人物紹介:タカギ・ガンドー(02)」では、彼のオリジンについて、およびニンジャとなって以降の彼の能力などについて、さらに詳しく紹介する予定だ。

(Tantou)

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